2020年08月14日

故郷を忘れた火星人

ここは太陽系監視委員会

  観視員A:報告します、最近、地球から火星へ向けていろいろな探査機やロケットが打ち上げられているようです。
  監視員B:やっと技術水準がここまできたか・・・もうすこしだな。
  監視員C:しかしなんて無駄なことを・・・
  監視員A:どうしますか?もう少しほっときますか?
  監視員B:ああ、そうしよう。そして地球人がもう少し賢くなって自分で気がつくまではな・・・
  監視員C:いいんですか!?気がついたときはびっくりするでしょうよ。
  監視員A:地球が破滅しそうだったら地球人が火星に移住しちゃ何かまずいですか?
  監視員C:いいか、もともと地球人は火星人なんだぞ!火星を捨てて地球にたどり着いて今の
       地球環境を作ったんだぞ。
  監視員A:えっそうなんですか!ちい〜っともしらなかったわあー〜〜わあ〜わあ〜(ポカ!)
  監視員C:真面目に言ってるんだぞ!!もう一度火星に戻るなんて気が狂ってる!
  監視員B:まあ、行ってから種族としての記憶が呼び戻されるだろうよ。そのあとどうなるかちょっと知りたい。
  監視員C:こんなふざけたやつら、絶滅してしまえばいいのだ。
  監視員B:まあ、時間の問題なので、もう少し宇宙開発とやらに夢を持たしてやろうじゃないか、今は。
  監視員A:かわいそうな生き物なんですね。「残念な生き物」に載ってなかったけど・・・
  監視員C:まあ、宇宙には失敗もあれば成功もある。次行こう、タイタンはどうだ?・・報告してくれ。
           
   おしまい

  
posted by へいへいぽーら at 13:45| Comment(0) | ショートショート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。